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多職種連携とは

当院訪問診療では訪問看護師、ケアマネージャー、訪問薬剤師、ヘルパー、各種福祉事業者と在宅で療養する患者様が安心して生活できるよう日々連携を行なっております。

多職種連携のイラスト

なぜ多職種連携が必要なのか

当院訪問診療では当院院長が開発に携わった医療・介護連携アプリ「ざいる」を用いて在宅療養生活を支える医療・介護職の皆様と連携を行っております(=多職種連携)。

在宅での療養生活は、従来病状が重症な方の対応は難しく、状態が悪化すれば入院という流れが通常でした。しかしながら団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者となる2025年問題、65歳以上の高齢者人口の比率がピークを迎える2040年問題により病院のベッドがひっ迫し、お家でより重症・急性期の患者さまを診療しなければならない時代が目の前に来ています。訪問診療や訪問看護の普及で以前と比較すると在宅で重症・急性期の患者さまを診療出来る幅は広がっていますが、まだまだ十分とは言い難いのが現状です。

その最大の障壁が多職種による情報共有と連携です。従来はご自宅に行ってしか患者さまを診るとこが出来ず、情報のやり取りは電話・FAX・書面のみで、タイムリーな対応が困難でした。昨今では多職種を同じ掲示板の下に集め、そこでチャット機能を通じて報告・指示を行うアプリも広がりつつありますが、これだけで在宅の重症化を支えることは困難です。

 

この問題を解決するために、「ざいる」アプリが開発されました。「ざいる」上では、それぞれの職種がいつ訪問して何をしたのか、またバイタルサインや体重、点滴指示や実施入力などのログを残すこともでき、これらの機能が単なる報告にとどまらない、お互いの介入の「見える化」を可能にしています。「ざいる」アプリを通じてより重症・急性期の患者さまがご自宅で病院に近いレベルの医療を受けることが可能になると考えられ、実際に当院もそれを実践しています(連携アプリは患者様ご本人様、ご家族様の参加はセキュリティーの問題上できません)。

​はくとホームケアクリニック​
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診療時間
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