看護師

今までの経緯

地元の大学病院の集中治療室に配属され、命の最前線であるICUで多くを学びましたが、半年足らずで退職することとなり、その後は自分が本当に携わりたい医療について模索する時期を過ごしました。

訪問診療クリニックに
転職しようと思ったきっかけ

父を亡くした際、訪問診療にお世話になった経験があります。最期はホスピスで看取りましたが、父は「できれば家で過ごしたい」という願いを持っていました。前職のICUでも「家に帰りたい」と話される患者さんが多く、その声は私の心に強く残っています。さらに大学時代には訪問看護のアルバイトを経験し、ご自宅で療養される方々の姿を身近に感じる機会もありました。こうした経験の積み重ねから、「なるべく自宅で過ごせるよう支える医療を届けたい」と思い、訪問診療の道を選びました。