

看護師
初めまして。看護師の江波戸裕理です。


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今までの経緯
急性期総合病院で約5年間看護師として働いていました。呼吸器科、外科、小児科などを経験し、生まれたての赤ちゃんから100歳超えの方まで、色んな世代の方と関わらせていただきました。
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訪問診療クリニックに
転職しようと思ったきっかけ
呼吸器内科に勤めている際、終末期にある患者様やそのご家族様と多く関わらせていただきました。多くの方に、「家で死にたい。帰りたい。」と何度も言われました。ですが、いざ退院調整に関わらせていただくと、この状態でどう生活できる?家で最期まで看られる?と急性期病院から自宅退院へは課題が多かったです。消極的な意見が多く飛び交い、ひとつの課題をクリアするまでに時間を要しました。急性期での退院調整はもどかしい思いをすることが多かったです。
私自身も、在宅の知識に乏しく、医療機器にたくさん繋がれた患者様をみていると家は難しいのではないか、また家でも大丈夫ですよ、と言えるほどの知識や提案もできないため、在宅療養に対して苦手意識をもっていました。
多くの方が最期の場所として自宅を望む中で、その自宅療養を支える在宅医療の詳細を私は知らない。もしかしたら、自宅を望みながらも間に合わず病院で亡くなっていった患者様の中には、自宅へ帰れた人がいたかもしれない。もやもやすることが増えて、知らないことが多すぎて、一度、未知なる在宅分野に飛び込んでみよう!と思い転職を決めました。


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実際に働いてみて
面白い、難しい、なんじゃこりゃの連続です。急性期病院から退院した直後の初回訪問に入った際は、本当に在宅療養が続けられるのだろうか?と正直思ってしまいます。しかし、肥後先生はじめとした当院スタッフの診療から始まり、地域の医療・介護連携のスタートダッシュの速さ、タイムリーな連携で重症化を未然に防ぎ、在宅療養が定着するケースを何件もみてきて、毎回驚かされるばかりです。臨床も好きでしたが、在宅の世界は臨床よりも模範解答がなく、みんなが手探りでチャレンジすることが多い気がします。面白い!難しい!なんじゃこりゃ…なら次は違う視点で試そう!の日々です。肥後院長が研究者なので、色々試してみよう!の精神がクリニックにあることが大きいかもしれないです。
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私の目標
在宅療養を選択してよかった、と思ってもらえるような地域医療の体制作りに貢献することが目標です。まだまだ実力不足であり、先生や他の看護師、医療事務の方々の豊富な知識と経験に助けられているので、いち早く当院の力になれるよう皆様の技を盗みつつ、成長していきます!
